このオートロードですが、何が便利かと言うと、大概はrequireを記述しなくて便利と
説明されますが、別の視点で説明します。
そもそもPHPはスクリプト言語なので、記述されたソースコードを1行目から順に実行します。
なので、クラス定義の前にクラスで使う別のクラスのファイルを読み込む事が多いと思いますが、
行わないと重大な文法エラーと表示されます。
なので、requireでクラスの記述があるファイルをメモリーに展開して、PHPに認識させます。
これらの作業を図にすると
①:ハードディスクにあるプログラムをメモリーに展開(プログラムのスタート)
②:CPUが処理を実行
③:ソースコードのrequire hoge2.phpを読み込み処理を実行
④:hoge2.phpをハードディスクからメモリーに展開
この一連の流れを繰り返すなかで、毎回処理するファイルに記述されたrequireを実行する
のは時間の無駄と判断して、
”必要なファイルは最初の一回のrequire処理で済ましてしまえば、高速に他の処理を行えるのでは?”
と考えて取り入れたのがオートローダ―となります。
別段、requireの記述を行っても、ファイルの場所が解って、便利に思う私にとって、
”プログラムの実行速度が上がります”と言われると、使いたくなる機能と思ってしまいます。
みなさんはどうでしょう?