レンタルサーバーを契約する際に、必ず出てくるVPSの言葉。
WordPressのみを使用するなら全くきにしなくてよいのですが、
Webアプリケーションなどを作る際は、知らないと困る言葉なので、調べてみる。
ハイパーバイザー型のVPSの例
簡単に言うなら、プロバイダーが契約した個人や企業に貸し出す資源をどうやって管理している
かをまとめた名前だ。なので、貸し出される資源は、プロバイダーによって様々だが、基本的に
アプリケーションのインストールは自由に行える事が多い。なので、Dockerなどをインストール
して、コンテナ機能を使えば、Wordpressなどをコンテナで管理する事もできる。
仮想マシンとは、パソコンと考えても問題ない、仮想マシン内では契約者が管理者なので、
操作に制限がない。
一般的なレンタルサーバー契約だと、管理者権限での操作ができないので、コマンド操作などで
思うような操作が制限されてしまう。なので、アプリケーションを思うようにインストール
出来ないという事が頻繁に起こり得る。
なので、アプリケーション開発などはVPSで行うのが一番やりやすい事となる。
ただ、ローカルで開発を行い、それをアップロードするだけなら、VPSでは速度が落ちる傾向が
あるようだ。
余談だが、いくつものアプリケーションを動かすにはOSが必要となる。
なので、大昔はいくつものアプリケーションを管理するソフトとして
スーパーバイザーとOSを呼んでいた時期がある。
そのOSをいくつも管理できるソフトはスーパーを超えるハイパーとなるので、
ハイパーバイザーと呼んでいる。
OSを一つにしてしまえばハイパーバイザーはいらなくなる。これをコンテナ型のVPSと
呼んでいるプロバイダーもあり、その場合は、コンテナをレンタルの対象としている。
ここで、気になるのが、借りた資源へのアクセス方法
VPSにアクセスするために利用できるアプリケーションには、さまざまな種類があります。
以下に、一般的なVPSアクセスアプリケーションのいくつかを紹介します。
- SSHクライアント:
- SSH(Secure Shell)クライアントは、リモートサーバーに安全に接続するためのプロトコルです。SSHクライアントを使用すると、VPSにコマンドラインインターフェース(CLI)を介してアクセスできます。代表的なSSHクライアントには、OpenSSH、PuTTY(Windows向け)などがあります。
- リモートデスクトップアプリケーション:
- リモートデスクトップアプリケーションは、GUI(Graphical User Interface)を介してVPSにアクセスするためのものです。これにより、VPS上での作業や管理がより直感的に行えます。代表的なリモートデスクトップアプリケーションには、Microsoft Remote Desktop、VNC Viewer、TeamViewerなどがあります。
- Webベースの管理インターフェース:
- VPSプロバイダーや管理パネルが提供するWebベースの管理インターフェースを使用することもできます。これらのインターフェースは、VPSの設定、監視、制御を行うための機能を提供します。例としては、cPanel、Plesk、Virtualminなどがあります。
- CLIベースの管理ツール:
- コマンドラインインターフェース(CLI)を使用する管理ツールもあります。これらのツールは、SSH経由でVPSにアクセスし、コマンドを実行してサーバーの設定や管理を行います。代表的なツールには、Ansible、Chef、Puppetなどの構成管理ツールがあります。
これらのアプリケーションは、VPSにアクセスするためのさまざまな方法を提供します。選択するアプリケーションは、ユーザーの好みやニーズに応じて異なります。
レンタルなので、プロバイダーが許可したアクセス方法に従ってアクセスするのが一番です。