アプリケーションサーバーとしてLaravelをインストールし、
データーベースサーバーとしてMysqlをインストールした時、作成するファイル設定
とコマンドを簡単にまとめてみる。
まず、Dockerによりアプリケーションサーバーとデーターベースサーバーを作成する。
その際のデーターベースサーバーでは、サーバー作成時にデーターベースも作成される。
このデーターベースをLravelに関連つける。その設定を行うのが、Laravelのプロジェクト
ディレクトリに作られる.envファイルで、Laravelが立ち上がりと同時に付属の
Mysql拡張機能を使い、サーバーを探してデーターベースを認識する。
.envファイルですが、environment variableの略で、Laravel環境変数をファイルでまとめ
て管理できる仕様となっている。
拡張機能はphpinfo()で確認えきる。
PDOとはPHP Data Objects の略で、どのデータベースを使っているかを隠蔽
してくれるものです。
PDO を使うことで、どのデータベースを利用する場合でも同じ関数を使うことができます。
ただし、ドライバーが必要なので、mysqlドライバーがインストールされていないと使えません。
コマンドはこちら
docker-php-ext-install pdo_mysql
ここまでできれば、あとはLaravel側でMysqlデーターベースを操作できる。
まずはテーブルの作成として、Migrationファイルを作成する。
Migrationファイルは、テーブル構成の雛形をLaravel側で作成するファイルで、
php artisan make:migration create_hoge_table
で作成できる。作成場所はdatabase/migrations/日時_create_hoge_table.phpとなっている。
このファイル内のSchemaにテーブルを記述していく。
書き終えたら、
php artisan migrate
コマンドを実行する事で、データーベースサーバーのデーターベースにSchemaに記述した
テーブルが作成される。
何が便利かと言えば、Mysqlを立ち上げ、データーベース作成し、テーブルを作るという
データーベースサーバーでの作業をせずに済み、複数人のプログラム開発でも、データーベースの
管理をアプリケーション側だけで行える。