Laravelでデータベースを操作する際に、必ず出てくるEloquent(雄弁な)を理解できるように
簡単にまとめてみた。
図にすると下記のようなデータの流れとなる。
Laravelはフレームワークなので、インストールさえすれば何らかの表示をしてくれる。
Laravelの場合は、Laravelの初期画面が表示されます。
その処理の過程で、一部の処理をユーザーに開放して、カスタマイズできるようにして
ある。ここにユーザーの仕様を盛り込めば、アプリケーションの出来上がりとなる。
例えば、上図の濃い灰色のUSERエリアである。ここにartisanコマンドで必要な
作業エリアを作れば、概ねアプリケーションは完成となる。
EloquentはModelに紐ずく処理なので、Modelを作成する。
php artisan make:model hoge
hogeと言う名前のEloquent(ORM)を使えるモデルクラスがapp/Modelsに作成される。
この時点で、Laravelは環境設定ファイル.envに記述されたデータベースを操作できる。
あとは、Eloquentライブライのプロパティやメソッドを使い、データを取得する事となる。
ここまでで、SQL文を一度も記述していないが、データベースはSQL文しか受け付けない。
つまり、Eloquentが要件にあったSQL文を作成して、データベースにアクセスしている。
その戻り値はオブジェクト形式なので、データをプロパティとしてユーザーが扱える。
SQL文を作る手間を省いて、”プログラムに専念できるようにする”という仕様を実現
させたのがEloquentとなる。モダンを取り入れた結果である。